四国遍路道ウォーク_3 「道」その3 伊予
「道」その3は伊予。愛媛県の路を2009年5月から12月にかけて4回で歩いた。
スタート、いつものように路傍の花に元気をもらう。
四国では様々な海を見たが、この中のお気に入りの一つ…室手海岸
パソコンの壁紙として活躍中。
柏坂越え、地元の小学生が手作りの道案内マップ を準備してくれていた。
宇和島市津島町は遠近川を挟んで発展、落ち着いた町
国道56号松尾トンネルと、峠を越えたところの遍路休憩所、
最新式の水洗トイレが設置されていた。自転車遍路の方としばし歓談。
昔々、我が家でも”ポロポロ”という2ストロークエンジン特有の音を響かせ、妻の車として活躍
1976年に販売終了にもかかわらず現役のよう、
しかもまだまだきれい、
今でも十分通じるデザイン!
元気でがんばれ!
ボタンを押すと、「汽笛一声新橋を」
のメロディーが流れる。
四国横断自動車道工事と、工事用の設備
このようにお遍路さん向けにも配慮された工事現場を何度か見かけた。
長さ一寸の歯を持つ歯長又太郎 が住んだという歯長峠を越えて、卯之町へ
秋、と言えば栗
大洲市、肱川。水の色、川原、水面に浮かぶ舟、向うに望む山、が醸し出す和らぎ
大師が一夜を橋の下で過ごし、一夜が十夜にも感じられたという十夜ケ橋
橋の下で眠っている大師を起こさないように、”橋を歩く時には杖をつかない”という風習が生まれたとされている。
十夜ケ橋を後に、しばらく歩くと後ろから、「朝から良いものを見せてもらった」という妻の独り言が聞こえた。
花、外国人向けの案内標識
内子町には古の文化の香りが
の生家が近くにあるとのことだったが、
残念ながら見逃してしまった。
栗と格闘している姿が
何度かあった。
花、花、花、花
木の存在感に目を見張らされた。
遍路小屋と道案内
ついに松山市、道後温泉に到着
菊間町には瓦屋さんが目立つ。
ベンチ一つがとてもありがたい。
横峰寺を目指す。
という雰囲気の凛々しさ
柿、木々から漏れる朝陽が神々しい。
いよいよ、横峰寺へ
紅葉、黄葉の下を香園寺へ
欄干の鍵盤を叩くとメロディー(ふるさと)
が生まれる。
山から吹き降ろす強風”山路風”を教えてもらったコーヒー専門店
(伊予三島)
遍路小屋2件
伊予の路は、海よりも山の印象が強い。これにて完。
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