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2011年2月

2011年2月20日 (日)

休日はコーヒーから

コーヒーを本格的に飲み始めたのは社会人になってから。

独身寮時代、コーヒー好きの友人がいて、手回しのコーヒーミルで豆を挽き、アルコールランプを使ってサイフォンで入れるという本格派。

その一連の作業が儀式めいていて、見ているだけで楽しい。

今思うと、コーヒーそのものよりもこの儀式に魅かれていたのかもしれない。

“自分も”と、同じように一式そろえ、見よう見まねで何年か続けたが、ある時電動ミル付の電気式コーヒーメーカーを見つけ、“これは便利”と、あっさり転向。

何年か続いた後、きっかけはもう忘れたけど、更に手軽なレギュラーコーヒー派に転向して現在に至っている。

そしていつの頃からか、休日の朝は必ずコーヒーを楽しむようになった。

「コーヒーカップを手に、朝刊を読む」のが日常生活の中での至福の時。

で、最近の楽しみは好みに合うレギュラーコーヒーを見つけること。

若い頃はキリマンジャロを気に入っていたが、最近はいま一つしっくりこず、もっぱら美味しいブレンドを求める日々となっている。

以前にギフトセットで手にしたコーヒーが素晴らしく美味しくて、あれなら決まりなのだけど、残念ながらブランドを覚えていない。

UCC、キーコーヒー、小川珈琲等 また、プレミアム、スペシャル、オリジナル等の様々なブランドを彷徨っている。

これまでの中ではUCCの凛、小川珈琲のプレミアムがベスト2だが、まだ「これに決めた」というレベルには達せず。

コーヒー値上げのニュースを聞いて、「それならこの機会にまだ飲んだことのないブランドを試してみよう」と買い込んだのが下記。

なお、左端は妻の友人からいただいた尾道浪漫珈琲の自家焙煎“ゴールドスペシャル”

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そして、先日妻の誕生祝にと子供が送ってきてくれた金澤屋珈琲店のギフト

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これだけのコーヒーに囲まれるのは初めてで、なんか嬉しい。

この中に、「これこそが求めていたものだ!」と言えるものに出会えることを期待して、明日からも好みのコーヒー探索が続く。

おまけ

妻が友達との山歩き用に購入したお徳用のコーヒー、どんなんかな?

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2011年2月12日 (土)

青いバラはいかが

名前がわかる花と言えば桜とバラと百日草ぐらい、ましてや育てることとは縁遠い人生を歩んできたが、花を愛でる心は持っているつもり。

ということで今回は青いバラについて。

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先日の妻の誕生祝いに買ったのがこの青いバラ。

次男のお嫁さんが一緒に住んでいた頃、「妻の誕生祝いに何がいいかな?」と愛らしい彼女に相談したところ、返ってきたのが、「お父さん、お花をもらって嬉しくない女の人はいませんよ…」の一言。以来、誕生日には花を贈るようにしている。

先週の日曜日、近所の花屋さんで予算を告げ、適当なものを見繕ってくれるように頼んだものの、全てお任せでは流石に芸がなさすぎと考え、ショーケースの中を見ると青い花が目に付いた。

「この花は何?」と尋ねると、「バラです。ただし、その青は塗っています。」との返事にゲンナリ。

それでは と全体を見渡したところ、てっぺんに凛と佇む花が2本。

「あれは?」と尋ねると、「青いバラです」との答。以前のニュースでサントリーが成功したというあれだとピンときて、俄然興味が湧き、値段を聞くとわずかに予算オーバー、これ1本でそれまで花屋さんが準備しつつあった十数本よりも高い。

「1本ではまずいかねえ」と花屋さんに相談しながらも、心の中ではもうすっかりその気になっている。

「いいえ、別におかしくはないですよ」の返事を聞く間もなく、「せっかく、準備してくれているのを申し訳ないけど、ではこれを一本お願いします」と即決。

そこで、花屋さんが「はいわかりました。」の後に、「あっ…」と一言、

「どうしたの」と聞くと、「残りの一本もおまけしようかと思って」と…。

ラッキー!

手際よく花を整えながら、花屋さんはこの青いバラを扱うのは今回が初めてで、私が二人目の買い手であること、この近辺で扱っているのは4店しかないこと、普通の花は週に2回入るけどこれは2週間に1回だということなどを嬉しそうに話してくれた。

若い男性だけど、花が好きなことが身体全体から伝わってくる。

そして、「こういうものが花に付いてくるのは初めてです」と言って渡してくれたのがこのパンフレットと鮮度保持剤。

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流石、サントリーさん商売上手。

ただし、花屋さんによればあまり儲かってはいないとか。

“SUNTORY blue rose APPLAUSE”のパンフレットから

アプローズとは喝采

花ことばは「夢かなう」

恋人を喜ばせようと僕は摘んだ

赤い薔薇と白い薔薇を。

恋人はどちらの花束も受けとらない・・・

彼女は青い薔薇を摘んできてねと言った。

僕は世界の半分をさまよった、

青い薔薇が咲く土地を探して。

Rudyard Kipling

橋本 槇矩 訳

買ってからもうすぐ1週間、その清楚な佇まい、気品が我が家に潤いを与えてくれている。

2011年2月 6日 (日)

パソコンを楽しむ

 パソコンとの付き合いは1981年に発売されたホビー用のNEC PC6001からなので、もう30年になる。

 その後、PC6001の後継機として発売されたPC6601を経て、マルチメディァパソコンCanbe、NEC初のDOC/VパソコンValuestar NX、そして現在のDOS/VパラダイスのオリジナルブランドパソコンPRIMEに続く。この間、他にもサブ用にデスクトップパソコン2台、仕事用にノートパソコン2台購入しており、改めて数えてみると9台になる。

 更に、妻用、子供用として購入したものも加えると14台で、これらのセットアップも全て一人でやっており、これまでにパソコンにつぎ込んだ金と時間はかなりのものとなる。Windows95の時代にはトラブルを治すため再インストールせざるを得ず何回か徹夜したこともあるが、これもみんな好きでやっていることで、パソコンおたくの域にあるかもしれない。

 ふりかえってみればPC6001時代はプログラムやデータの読み書きはカセットテープで悠長なものだったが、その後フロッピーディスク、更に最近のUSBやCD,DVDへと容量も速さも、更には精度も莫大な進歩を遂げている。

 また、ハードディスクの容量も20MBとか言っていたのが今や2TBという具合に1万~10万倍にもなっており、この間の進歩には本当に驚かされる。これだけ性能が上がりながら、値段は1/4~6くらいに下がっているのだから、技術の進歩のお手本と言ってもいいのではないだろうか。

 また、使い方の面での進歩も本当に素晴らしい。一例はネット環境で、電話線を使ったパソコン通信で電子会議室に入り、山歩きの情報を探したり、フレッツISDNで一晩かけてデータやプログラムをダウンロードしていたのが、今ではインターネットであっという間にどんな情報でも調べることができるようになった。

 草の根の声が企業や政治まで動かす現状はもはや使い方の範疇を大きく超えていると言わねばならない。

 さて、本題。現在のPRIMEパソコンに関して紹介したい。

 2003年3月購入で、この世界ではもう2,3世代以上も古いということになるかもしれないが、まだまだ現役で頑張っている!

 それまでのメーカー製と異なり、基本的には自作仕様のためカスタマイズが可能で、問題が出た部品は交換し、また性能に不満を感じれば強化を図ってきた。

 結果としてマザーボード、電源、ケース以外は全て変更になっている。

 最近は適合する部品が中古しかないが、中古品でパワーアップすれば、安上がりに、資源の有効活用までできるわけで満足感が更に高まる。

 因みに下記のDVD DRIVE No.1は昨日手に入れたもので、DVD-RAMの読み書きはできるがDVD-RWの書き込みはできないという変わりものである。DVD DRIVE No.2でのDVD-RAM読み書き不安定に少し不満を感じていたところなので、中古ショップに偶々出ていたものを見つけ、これも縁と買ってきた。LogitecのLDR-N106AKという機種で、DVD-RAMの本家であるPANASONICからのOEMなので多分行けるだろと思って取り付けたところ極めて安定。これで、長寿命とは聞いていたもののほとんど使うことのなかったDVD-RAMを大事なデータ保存用として安心して使えるようになった。

 新品時36,800円のものを300円で手に入れ、パソコンいじりを楽しんで、新たな性能が得られるようになったと喜んでいる私も変わり者かも…。

 というようなことで、最新のパソコンには到底比べるべくもないが、ウェブ閲覧や、メール、Google Earthも含む通常のソフトや、少々の動画操作であれば全くと言っていいほど不都合を感じることない。

 これ以上手をかける余地はほとんどないので、今後は楽しんで使い、WindowsXPのサポートが切れる2、3年後には新モデル、新OSに切り替えたいと考えている。10年も使えば悪くはないだろう。

[仕様]

マザーボード    MSI 845GE-MAX-L(変更なし)

CPU             Pentium 4  3.06GHz HTテクノロジー ← 2.4 GHz

メモリ            2GB ← 512 kB

HDD No.1        80 GB ← 40 GB

HDD No.2増設   320 GB 

DVD DRIVE No.1      RAM/-R DRIVE増設 ← COMBO DRIVE ← CD RW DRIVE

DVD DRIVE No.2増設  DVD R/RW/RAM DRIVE

グラフィックボード増設 21.5インチ デジタル液晶ディスプレイ使用

TV/ビデオキャプチャーボード増設

SD,MSカード等用のスロット増設

冷却ファン増設

DVD DRIVE No.1増設前後の写真、いつでも元に戻せるようCOMBO DRIVEはそのままとしている。

         After                                                          Before

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上からDVD DRIVE No.2、 DVD DRIVE No.1 RAM/-R DRIVE、  DVD DRIVE No.1 COMBO DRIVE