« 休日はコーヒーから | メイン | 確実に時を刻むもの »

2011年3月 6日 (日)

尾道散策

先日の朝、たまたまNHKの“てっぱん“、録画していた“鶴瓶の家族に乾杯”小宮悦子出演の回を続けて見たのがきっかけで、尾道焼きを食べに行くことに決定。

「帰りに買い物するから…」と心の中でことわり、尾道駅から少し離れたスーパー駐車場に車を置いて、尾道焼の看板を探しながら、中心部まで歩く。アーケード街は結構大きい。

26_2 27_2

ところが、尾道ラーメンののれんはあちこちで見かけるものの、お好み焼きは思ったより少なく、ようやく見つけた店も何故か休業。

それでも苦労の末にたどりついた店で早速「尾道焼きありますか」と尋ねると、返ってきた答は「よく尾道焼きと言われますが、うちはみんな尾道焼きです」。

「ん、尾道で焼くお好み焼きが尾道焼きか?」とわかったような、わからないような気持でいると、「よく言われるのはいか天、砂ずりを入れる…」という説明が続き、少し納得。いか天、そば入りを注文。

これが、その写真と書きたいところだが、写真を撮ることなどすっかり忘れてすぐに食べてしまった。いやー、美味しかった。

パイナップルとみかんがデザートで付いていて、意外感とお得感を演出しているのもニクい。

四国を歩いた身としては、「お接待かな」とも感じる。

続いて、コーヒー目当てに喫茶へ。

お好み焼きを探す途中でいわゆる純喫茶という雰囲気の店が何件もあり、心秘かに楽しみにしていた。あそこに行こうか、こちらにしようかと迷うのも楽しい。

純喫茶の多い街は風情のある街というのが私固有の一基準。

で、「ここ!」と決めて入った瞬間、しまった!

店内は狭く、テーブル席は申し訳程度で、カウンター席が5、6席ある程度。

観念して座ったものの、心の中には残念感が漂っている。

しかし、結論から書くと、正解だった。

コーヒーは美味しく、お店の人と話が弾み、緑茶が出てきたかと思うと、何と最後に八朔までいただいた。またもや、有難いお接待で、尾道の印象は上がる一方。

快晴に誘われ、千光寺に向けて歩く。

因みに尾道界隈はこんな感じ。

06

尾道といえば、坂と石段。醸し出される雰囲気・風情で、登りもそれほど苦にならない。

01 02 03 05

途中に、志賀直哉の旧居もあるが、今回は略。

04

千光寺の境内に入る。

07 08 

素通りする人が多いけど、石鎚の鎖に模した場も

09

風光明媚な場所だけに、写生の題材にも多く選ばれているようだ。

10 11

12 13

鐘楼と、その側の平山郁夫スケッチポイント

14 15

尾道といえば”文学の小道”

17 18

山頂の展望台にある周辺の島の案内板、鼓岩(”てっぱん”の冒頭に出てくるのはこれかな?)   

19 20

句碑、天寧寺三重塔

21 22 2324

途中に自称パワースポットもあったりして、すっかり気分もリフレッシュして帰途へ

千光寺公園一帯がパワースポットのような気もする

山陽線下を潜って、JR尾道駅前へと向かう

25

千光寺山を振り返り、帰途へ

28

いい一日だった。    

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.enjoy.jp/t/trackback/500764/26095463

尾道散策を参照しているブログ:

コメント

尾道ですか。
良い散歩されてますね。

お好み(尾道)焼には、やはりビールが合いますね。
私なら列車になってしまいます。

>ノムさん
尾道は、その風情、趣に魅かれます。
”てっぱん”のおかげで旅行者が増えているとのことで、商店街の所々にポスターもありました。
機会があれば是非訪ねられることをお奨めします。
ビールが最高ですが、車なのでグッとこらえて、その後のコーヒーを楽しむことにしました。

コメントを投稿