こだわりの在処

3/10,11の瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加した。

長距離を歩くのは2010年3月の高野山町石道以来２年ぶりで、少し不安はあるものの、人里を遠く離れるわけではないので、山歩きや遍路道歩きに比べ安心感は大きい。

初めてのウォーキング経験が2004年のこの瀬戸内倉敷ツーデーマーチで、私にとってウォーキングも、遍路道歩きもこの経験がきっかけと言っていい。

以来、今回が４回目になる。

コースは、２日とも5,10,20,40kmコースがあるが、5km,10kmでは物足りないし、一方で１日目に広島から出て、２日目に広島へ帰ることを考えると、40kmでは時間的に無理がかかる。ということで２日とも20kmコースに決定。

ちなみに以前には40kmコースの経験もある。

さて、１日目の会場、倉敷市役所、到着は７時１５分。

まだ、人は少ない。

「以前より参加者が減っているのかな」と考えていたら、出発時刻９時までまだ２時間近くも時間があることが分かった。受付開始時刻の８時を出発時刻と勘違いして、１時間近くも早く着いてしまったのだ。

朝４時過ぎに起きただけに、「もう少し、眠れたのに…」と、かなり後悔。

しかし、８時前にはもう並んでいる人がいるのにびっくり。

まぁ、早く行きたい気持もわからないではないが…。

東日本大震災で亡くなられた方たちへの黙祷の後、倉敷市長の挨拶等があり、開会式終了

スタートして９km付近では厄神社、箆取（へらとり）神社と上り・下りが続き、結構きつい。

しかし、それだけに見晴らしは良好。

水島大橋を渡り、往時の賑わいの名残が残る通町商店街を通過。

港橋には映画「ALLWAYS 三丁目の夕日」ロケ地の表示

丘を登り、しばらく歩くと目印の国民宿舎「良寛荘」、ここまで来れば安心

もう少し頑張って円通寺公園の休憩所で昼食

円通寺と良寛和尚の像

円通寺を下ると、「今回もあるかな？」と楽しみにしていた“甘酒”のお接待があった。

写真に撮るのも忘れて、おいしくいただき、記念に土産を買う。

妻と、「接待する方も、される方も満足できるいい取組だね」と意見一致。

すぐ隣に酒屋さんがあり、梅干しをいただいてこちらでも土産。

本当は試飲がしたかったのだが、ゴール後に運転しないといけないので、ここは我慢の子！

その後、１．５km程度歩くとゴールの玉島支所。

後はスタートの倉敷市役所までバスで送ってもらい、お疲れ様でした。

ゴールしてもまだ、２時前なので倉敷美観地区を散策。

ウォーキングを終えた人がたくさん散策していて、珈琲店は満席。

ママが「お客さんが一杯」と張り切っていたのが、微笑ましかった。

古い街並を歩く。

造り酒屋の看板で“杉玉”、“酒琳”（さかばやし）というものらしい

２日目は好天、やる気満々

スタート早々は人が多いので、前後左右に注意して歩く　　郊外に出る頃には流石にばらける

粒江小学校で休憩、トイレはどこでも長い列になる

 

今日のトピックは熊野神社、たくさんの人の出迎え・声援と、豚汁のお接待に感激

感謝の気持ちで、昼食をとり、歩き始めたものの

空が暗くなっていることに気付いたと思ったら、何と雨。川沿いは強い雨風。

小一時間、雨の中をゴールへと急ぐ

ついに、ゴール

参加者は、予想外に１日目の方が多かった

がんばった２日間の締めは倉敷市役所喫茶ルームでケーキセット

機会があれば食べてみたいと思ったモーニングサービスメニュー

久しぶりのウォーキング、足の指に水ぶくれはできたものの、全体としては快調

「また、次を目指そう」という気持ちが高まった２日間だった。