2012年3月18日 (日)

瀬戸内倉敷ツーデーマーチ

3/10,11の瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加した。

長距離を歩くのは20103月の高野山町石道以来2年ぶりで、少し不安はあるものの、人里を遠く離れるわけではないので、山歩きや遍路道歩きに比べ安心感は大きい。

初めてのウォーキング経験が2004年のこの瀬戸内倉敷ツーデーマーチで、私にとってウォーキングも、遍路道歩きもこの経験がきっかけと言っていい。

以来、今回が4回目になる。

コースは、2日とも5,10,20,40kmコースがあるが、5km,10kmでは物足りないし、一方で1日目に広島から出て、2日目に広島へ帰ることを考えると、40kmでは時間的に無理がかかる。ということで2日とも20kmコースに決定。

ちなみに以前には40kmコースの経験もある。

さて、1日目の会場、倉敷市役所、到着は7時15分。

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まだ、人は少ない。

「以前より参加者が減っているのかな」と考えていたら、出発時刻9時までまだ2時間近くも時間があることが分かった。受付開始時刻の8時を出発時刻と勘違いして、1時間近くも早く着いてしまったのだ。

朝4時過ぎに起きただけに、「もう少し、眠れたのに…」と、かなり後悔。

しかし、8時前にはもう並んでいる人がいるのにびっくり。

まぁ、早く行きたい気持もわからないではないが…。

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東日本大震災で亡くなられた方たちへの黙祷の後、倉敷市長の挨拶等があり、開会式終了

スタートして9km付近では厄神社、箆取(へらとり)神社と上り・下りが続き、結構きつい。

しかし、それだけに見晴らしは良好。

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水島大橋を渡り、往時の賑わいの名残が残る通町商店街を通過。

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港橋には映画「ALLWAYS 三丁目の夕日」ロケ地の表示

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丘を登り、しばらく歩くと目印の国民宿舎「良寛荘」、ここまで来れば安心

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もう少し頑張って円通寺公園の休憩所で昼食

円通寺と良寛和尚の像

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円通寺を下ると、「今回もあるかな?」と楽しみにしていた“甘酒”のお接待があった。

写真に撮るのも忘れて、おいしくいただき、記念に土産を買う

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妻と、「接待する方も、される方も満足できるいい取組だね」と意見一致。

すぐ隣に酒屋さんがあり、梅干しをいただいてこちらでも土産。

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本当は試飲がしたかったのだが、ゴール後に運転しないといけないので、ここは我慢の子!

その後、1.5km程度歩くとゴールの玉島支所。

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後はスタートの倉敷市役所までバスで送ってもらい、お疲れ様でした。

ゴールしてもまだ、2時前なので倉敷美観地区を散策。

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ウォーキングを終えた人がたくさん散策していて、珈琲店は満席。

ママが「お客さんが一杯」と張り切っていたのが、微笑ましかった。

古い街並を歩く。

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造り酒屋の看板で“杉玉”、“酒琳”(さかばやし)というものらしい

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2日目は好天、やる気満々

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スタート早々は人が多いので、前後左右に注意して歩く  郊外に出る頃には流石にばらける

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粒江小学校で休憩、トイレはどこでも長い列になる

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今日のトピックは熊野神社、たくさんの人の出迎え・声援と、豚汁のお接待に感激

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感謝の気持ちで、昼食をとり、歩き始めたものの

空が暗くなっていることに気付いたと思ったら、何と雨。川沿いは強い雨風。

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小一時間、雨の中をゴールへと急ぐ

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ついに、ゴール

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参加者は、予想外に1日目の方が多かった

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がんばった2日間の締めは倉敷市役所喫茶ルームでケーキセット

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機会があれば食べてみたいと思ったモーニングサービスメニュー

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久しぶりのウォーキング、足の指に水ぶくれはできたものの、全体としては快調

「また、次を目指そう」という気持ちが高まった2日間だった。

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2012年2月26日 (日)

モーニングサービス_4

状況が変わると、考え方も変わるという実例。

昨年12月から、平日はモーニングサービスのお世話になっている。

「風が吹けば、桶屋がもうかる」のような話で、理由は昨年8月の台風。

それまで自宅近くの林道を通勤で利用していた。

この林道は、狭く、屈曲も多いが、通行する車が少ないので渋滞とは無縁で、通勤ルート中の渋滞区間を見事にバイパスする、私にとっては神様のような存在だった(通勤時間45分)。

ところが、昨年8月の台風で林道の一部が崩れ、「修復費用が国から出るまでは、復旧不能。見通し不明。」という悪夢のような事態に!

以来、林道入り口には、「異常気象により通行止め」の看板が、快晴の日でも掲示されている。

ということで、

→ やむなく、渋滞区間が入る遠回りのルートに変更(通勤時間55分)

→ 冬場になって、車が増え、渋滞悪化(同1時間オーバー)

→ 直線主体で走りやすいものの、朝、超渋滞区間が存在する国道利用ルートに変更を検討(同1時間半以上)

→ 超渋滞時間帯を避けるためには朝6時半より前に家を出ることが必要(同40分)

→ 朝食をとってから出る場合には、超早起きと、職場に着いてから時間を持て余すことが必至で、これは避けたい

→ 朝食をとらずに家を出て、早い時間に超渋滞必至の区間をパスし、職場近くで朝食をとるのがベスト

→ ”少し遠回りにはなるが、朝食に24時間営業のファミレス利用”が結論(50分)

「さぁ、これからは毎日モーニングサービスだ。メニューもいろいろあるし、楽しみ!」と思ったのだが…。

いざ始めてみると、毎日がこれでは、「量が多い。卵はコレステロールが心配。量が多いだけ、費用もかかる。」ことを痛感。

これが、そういう中で健康面も考えてたどり着いたメニュー。

“トースト、サラダ、ヨーグルト”+野菜ジュース、スープ、コーヒーのセット。卵はなく、ヨーグルトというのがヘルシー。

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しかし、朝からこんなに量はいらないし、ヨーグルトとセットのジャムの糖分ちょっと心配。

家では“トースト、ミックスジュース(妻が、バナナ、リンゴ、牛乳で作ってくれていて、結構お気に入り)、豆乳”が基本なので、トーストとドリンクだけでいいのだけれど、そういうメニューがない。

で、メニューをつらつら眺め、何日かかかって考えついたのが、“トーストとゆで卵”のセットを、“トーストとサラダ”のセットに換えてもらえないかというもの。

ウェイトレスに「できますか」と尋ねると、「相談してみます」と引き取って、ほどなく「このお店ならできます」との答。

以来、私専用のスペシャルメニューができました。

“トーストとゆで卵”セットのバリエーション、“トーストとミニサラダ”+野菜ジュース、コーヒーのスペシャルセット。

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最近は、「いつもの」と頼めば通じる状態に。

ということで、 “トーストとミニサラダ”+野菜ジュース、コーヒーセットが定番、

「今日は少し量を増やしたいな」という時は“トースト、サラダ、ヨーグルト”+野菜ジュース、コーヒーのセットに変更。

なお、スープは少し塩味が強いので、血圧を考えてドロップ。

ところで、ずっと気にしていた林道は、途中で“3月24日に復旧”というニュースが流れていたが、最新のニュースでは“3月1日正午に開通”と早まった。

嬉しくはあるけれど、

“ゆったりと朝刊を読みながら、30分かけてモーニングスペシャルセットを食べる”生活からの別れが何故か寂しい。

2012年1月22日 (日)

パソコン、とうとう全部品交換

パソコン起動時にガラガラと異音がするようになった。

「とうとう来たか」と、「そのうち、治るさ」の二つの考えが頭の中にあって、しばらく使っていたが、どうもパソコンの作動が遅いので、以前のようにCPU温度を見たら、何と高温!

電源部に一体化しているファンが回っていなかった。

これが取り外した電源部                   出力350W

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ケースも、マザーボードも古く、HDD、DVD-DRIVEはIDE接続ということで、果たしてマッチする新品の電源があるのか心配だったが、パソコン専門店に尋ねると、あっさり「いけるはずですよ」と言われて買ったのが下記。

寿命の面から中古の電源では意味がないし、と言って、あと1,2年の使用予定しかないのに高い部品を買うのもいやだなと思っていたが、2,980円とリーゾナブル。

パワーが溢れるパッケージ、  420W

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電源取り外し、取り付けもあっけないほど簡単で、10分程度で完了。

力強い色合いが、ちょっとお気に入り    空気の流れはこれまでの前→後から、下→後へ

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流石にIDE用の出力端子が1本しかなかったので、SATA用の出力端子からの変換コードを1本追加で購入し、無事セットアップも完了。

これで構成部品全てが購入時からは入れ替わったことになる。

残ったのはケースと、ケーブル類のみで、こういうことができる自作パソコンは本当に楽しいし、面白い。

その後、経過は順調、

もし何かトラブルが出ても、これまた工作の楽しみが生まれるというもの!

2012年1月 9日 (月)

新年の瀬戸内海

「飲んで、食べて、寝て」の1週間が過ぎ、なまった身体に”カツ”をいれようと近場にハイキングに出かけた。目的地は坂町にある頭部(ずぶう)みはらし公園。

とっかかりの階段を何とか登り切ったはいいものの、気分が悪くなってベンチでしばらく休憩、やはり急な運動には注意が必要だ。それでも、肉まんで元気をつけ再スタート。

案内の標識                                  最初の目標はあの東屋

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天気良好、風もなく、瀬戸内海の見晴らしが力をくれる    まもなく到着

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しばし、瀬戸内海の景色を堪能

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バードウォッチングの案内

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バイオトイレがあったり                         しっかり清掃もされていて、感謝

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少し登って、再び下り    

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次を目指す                                ススキ越しに、絵下山が見える

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山道を過ぎると

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再び、瀬戸内海が見えた

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道端の椿                               つわぶきを見て

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目的地へ

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身体にいいことしたなとちょっと満足するとともに、日頃の運動不足を反省

2011年12月11日 (日)

鉄人28号とルミナリエ

インターネットの通信速度アップを狙いプロバイダー変更に目が向いて、ブログへの関心が薄れていたが、いろいろ調べた結果、当面今のプロバイダーを継続することにした。

プロバイダーを変えると今までのメールアドレスが使えなくなること、また宅内工事をはじめ変更の手続きだけでも結構大変なことが第一の理由、更につなぎの期間をどうするかという問題もあって、踏み切るには至らなかった。

ただ、速度アップのみでなく、複数年契約や電話、テレビ等とのセットで格安料金をアピールするプロバイダーが結構あり、この動きには今後も片目を向けておこうと思っている。

ということで、久しぶりとなるブログは、神戸について。

以前から神戸に行く機会が時々あり、「いつかは見てみたい」と思っていたのが今回の鉄人28号とルミナリエ。

まずは鉄人28号。

小学生の頃に購読していた(正確には、親に買ってもらっていた)“少年”という漫画月刊誌の中で一番のお気に入りがこの“鉄人28号”だった。主人公の金田正太郎君が無線操縦器で鉄人28号を操り、悪を懲らしめるというストーリーなのだが、何故か無線操縦器が悪人の手に渡って困った場面とか、28号ができるまでに不完全版の27号があったというような話が頭に残っている。

鉄腕アトムの方がメジャーな漫画だったと思うのだが、子供心に鉄腕アトムはなんとなくお説教じみた感じがして「自分は鉄人28号」の方が好きだと感じていた記憶もある。

鉄人に会うにはJR神戸線新長田駅で降りる。

南西に少し歩くと後姿が見えた。         

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ウーン、まぎれもない鉄人28号、ちょっと感動     見に来ていた人にならって、ポーズ

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鉄人の周りを回り、更にビルの2階からも雄姿を撮影

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長年の宿題を片付けた気分で、満足、満足

続いてルミナリエ

新長田駅から元町へ

「特に土日は人が一杯」と聞いていたので、せめて昼に通りを歩くだけでもと元町から三宮に向けて歩く

スタート地点と思われる所

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ストリート まだ15時半なのにあちこちに座りこんでいる人がいるのに驚いた

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終点、東遊園地公園

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三宮駅まで歩き、「せめて点灯時刻の17時まではここにいよう」と妻と決めたものの、

いざ17時になって「せっかくだから終点付近だけでも見ておこう」と再び東遊園地公園へ

さすがに人でいっぱい

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モニュメント

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元町方面

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この省エネの時代に、何でもライトアップという風潮には首をかしげるのだが、

ルミナリエばかりはその光、灯りが持つ意味、与えてくれる力を受けとめ、かみしめたい

2011年8月28日 (日)

パソコン改造に挑戦

以前にこの欄に書いたパソコンが、とうとうマザーボードを交換する事態となった。

この夏になって全体に動きがモッサリし、時々フリーズ状態(CPU使用率が100%に張り付いている)になることが多くなっていた。ネットサーフィンにもイライラするほどなので我慢の限度を超えている。

CPU温度をモニターしてみると、何とフリーズ状態の時には90℃前後まで上がっているのにビックリ。また、通常時も70℃近くになる。CPUクーラーのトラブルと考え、交換しようとケースを開けて、見つけたのが下記。CPUヒートシンクのリテーナーの一部(4隅のうちの1ケ所)が破損しており、CPUクーラーが部分的にCPUに対し浮いてしまったため、冷却効果が不十分になっていたことがわかった。

下記が改造前パソコン内部と、破損したリテーナー部(手前)

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幸いにも盆休みがまだ2日残っており、また前日にたまたま覘いたパソコンショップに交換候補のマザーボードがあったことを思い出し、これを機会にマザーボード交換にチャレンジすることにした。

これが購入した交換候補のマザーボードで、メーカーは現在のMSIと同じ、しかも型は現在のIntel 845より一つ上位ランクのIntel 865でありながら、CPU、メモリ等はそのまま流用可能(と考えられる)なのが魅力。

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全く同じマザーボードに交換すれば、まず問題なく再生可能なことは分かっているが、それでは面白味がほとんどないし、まず何より中古品のマザーボードがすぐ手に入るはずがないことより、再生へのとりかかりが間違いなく1週間遅れとなる。それに対し、本マザーボードならすぐ手に入り、メモリスロットが現在の2本から4本になるということも含め性能アップが期待でき、更にパソコン自作の練習にもなる等で大いに好奇心が刺激された。

もちろん、果たしてうまく組めるか、また組めたとしても動くかとの懸念、失敗のリスクはあるが、データは全てバックアップを取っているし、うまくいかねばこれを機会に最新のパソコンに買い替えるという奥の手もある。

ということで、交換にじっくり1.5日かけての仕上がりが下記。なお、1.5日にはマザーボード基板が大きくなっていたための、ケース本体への取付け部拡張作業も含んでいる。

下記がマザーボード交換後のパソコン内部

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早速、興味の一つだった元のHDDで作動するかを確認すべく、電源を入れてみると、無事、BIOSは立ち上がったものの、やはりシステムは起動せず。

予想していた結果ではあるし、OSのクリーンインストールからやり直すのも良いと考えていたので、さして落胆もなく、Windows XP CD-ROMを使って、作業を継続した。

その後も、画面の解像度が上がらない、ネットワークにつながらない、音が出ない、シャットダウンせず再起動を繰り返す…等々の問題があったが、ウィークデイの帰宅後に、ちまちまやることでいずれも何とかクリアできた。

続いて、各種ソフトウェア、プリンタードライバー等のインストール、メールデータの復旧等があり、これまた結構時間を取られたが、合わせて休日4日を含む1週間で完了。性能的にはビックリするほどの違いはないが、安定して動いており、CPU温度も無負荷時/負荷時=50℃/60℃となっている。

改善余地はまだいくらか残るが、今後その必要性が出たときに対応すれば良い状態まで仕上がった。

なお、今回の作業で、下記の2点は残念だったが、今後の楽しみとして残しておこう。

    メモリをこの機会に1GB*2から1GB*4に拡張しており、OS管理領域外メモリ活用にもトライしたが、本マザーボードは対応外のようで、3.5GB程度しか使えないこと。

    当初CPUクーラーのトラブルと考え交換用に購入したパワーアップ目的のCPUクーラーがマザーボード上の部品と干渉し、使えないこと。

今回の改造のための費用は下記。

・マザーボード 3,980(新品時のものと思われる10,710円の値札が付いている)

・メモリ              3,760(増設1GB*2)

今回の改造により、新品購入時のままで残っているのはパソコンケース、電源、ケーブル類だけとなった。

2011年8月 6日 (土)

バスタイムにNHK夜9時のニュースを聴くために +α

7/24以降、困ったことが起きていた。

それまでは夜9時のNHKニュースを聴きながら入浴するのが日課になっていたのだが、これができなくなってしまったことだ。

下記がこれまで使用していたお風呂用ラジオ。

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アナログテレビ放送の停波に伴い、FMラジオでテレビの音声を楽しんでいた人が、これができなくなって困っているとのニュース報道をご覧になった方も多いと思う。

この間の事情を正確に書けば、一般(日本国内向け)FMラジオは7690MHZの電波帯を聴けるようになっており、これまでもアナログテレビ放送(95.75MHZ以上)を受信することはできなかったが、海外仕様の電波帯対応の一部のFMラジオは108MHZまで受信が可能で、テレビのVHF13CH(107.75MHZ)の受信が可能だったことによる。この種のラジオは結構あって、私の場合には前述のお風呂用ラジオ以外にも、携帯デジタルオーディオを重宝していた。ニュース等であればテレビ放送の音声だけでも十分に中身は理解できるし、ラジオ専用放送ほどにうるさくないため(ラジオ局の方にはごめんなさい)かえって落ち着いて聴けるというメリットもあった。

やむなく、考えたのが下記。

1.防水&モバイルの地デジテレビを買う

2.防水で、ワンセグ受信機能を備えた携帯電話を中古でも良いので買う

しかしながら、ネットで調べたところ、いずれもそこそこの値段はするし、その割に元々風呂場ではメガネをかけないので近視の私にとっては画面があっても見えないのだから宝の持ち腐れ。

で、突然閃いた。

そうだ、FMトランスミッターを使ってみよう。

妻の車用に購入し、全くと言っていいほど出番のないFMトランスミッター(その後に購入したFMトランスミッター機能付きの携帯電話で、パソコンから転送・保存したmp3ミュージックを送信可能となっており、お役御免)、これまた眠っていた車の増設用シガーライターソケット、「いつかは役に立つかも」と電気製品廃棄時にも残しておいたAC-DCコンバーター等、必要な部品は全て揃っている。また、音源は時々寝る前の枕元等で活躍しているモバイルテレビが最適。

問題は果たして、車内用のFMトランスミッターで屋内で聴けるほどに電波が届くかということ!?

早速シガーライターソケットとAC-DCコンバーターを半田付けし、近くで試してみると、“聴こえる!”

そのままラジオを風呂場まで持って行っても、“思っていた以上に聴こえる!”

10m近い距離で、壁を1枚隔てているにもかかわらず、“以前のアナログ電波受信時よりも良く聴こえるのでは…”と言ってもいいレベル。

ということで、今回のトライは大成功。

いずれ、お風呂用の音声専用ワンセグ受信機が出るものと思われ、それまではこれで我慢することにしよう。

増設用シガーライターソケット、FMトランスミッター、モバイルテレビ

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AC-DCコンバーター

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[+α]

これまでケーブルテレビを介してテレビ電波を受信してきたが、以前にも書いた下記の理由で地デジ化と同時に魅力が薄れ、テレビ視聴契約を解約した。

1.ケーブルテレビ回線で直接届く電波は地デジのみで、受信機のBSCSチューナーが用をなさず、BSCS放送を見るにはセットトップボックスに頼る必要がある。

2.ケーブルテレビ会社によってはアナログ停波後もデジアナ変換サービスを行っているが、私の契約している会社にはこのサービスがない。

従って、通信業者等選択に関する自由度が拡大したことより、かねてから関心を持っていたネットの速度アップを本気で検討している。

この場合、ローカルな事情により現在の契約業者はネット接続速度アップのメニューを持っていないことより、契約変更とせざるを得ず、本ブログもその時点で終了となる。

ブログスタート時に考えた「同じような関心を持つ人の参考になれば…」の意図はほとんど果たせなかったように思われるが、1年弱の短い期間ながら自分の一断面について整理する機会を持てたことで勝手ながら了としたい。

2011年7月10日 (日)

暑さ対策…オーニング取付け

自宅の居間は、「2階にあって、南向き」ということで夏の陽射しがとても厳しい。この対策で昨年の夏にシェード、スチールパイプ、吊り具、固定用バンド等を個別に買い集め、作った日除けが下記。

しかし、小振りなので陽射しを防ぐには今ひとつ、更に「見映えが良くない」と妻に不評。

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以上の背景があり、更に「節電のこの夏を乗り切るためにも」と、以前から狙っていたオーニングを通販で購入した。

しかし、実は取付けにあたっての難問が一つあった。

オーニングを支える両端の支柱は上下で突っ張って固定する構造となっているにもかかわらず、我が家では突っ張りを支えるべき上部が心許ない。即ち、片側(画像右側)は3階のベランダ下部がガッチリと受け止めてくれるものの、もう一方(同左側)には水平面がなく、かろうじて仰角45度の軒裏が存在するのみである。

「現物を見た上で、何とか工夫してみよう」と考えオーニングを購入したものの、結構この課題は大きかった。

で、悩んだ末に、あるアイデアを持ってDIYショップ店内を歩き回り、手に入れたのが下記。

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L字型の金具2ケと断面が二等辺三角形の三角柱を組み合わせて作ったもの。機能的にはL字型金具は1ケでも可能だが、突っ張りタイプでは相当の力がかかるものと考えられ、またオーニングの荷重にも耐える必要があることより、慎重を期して2ケとした。

軒裏への本セット固定、オーニング組立に昨日の午前中を要したものの、何とか出来上がったのが下記の写真。

流石に涼しさは以前とは段違い。

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強風の時にはオーニングを収納できるようセットを変えるのにも苦労したが、今日の試行錯誤で完了。

オーニングが収納されている様子と、オーニング開時に室内から外を見た画像。

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雨の時はどうか、果たして何年持つか、等々、興味は尽きないが、今後の楽しみとしておこう。

2011年5月29日 (日)

地デジ化雑感

ようやく一連のテレビ、録画機のデジタル放送対応作業を完了した。

「地デジだ、エコポイントだ」との騒ぎをよそにここまで待ったのには理由がある。

インターネットのブロードバンドサービスが最も早かった関係でケーブルテレビに加入しており、ケーブルテレビ会社の中には今年の7/24以降もデジタル放送のアナログへの変換サービスを行うところがあるとの情報があったためだ。

自前で地デジを見れることは確認しており、慌てることはないもののそろそろ聞いてみるかと、契約しているケーブルテレビ会社に問い合わせたところ、「自社ではその計画はありません。」と断言されてしまった。

アナログテレビの大量廃棄を伴う地デジ化という構想に元々批判的な気持ちを持っており、更にエコと言っているものの宣伝文句通りに大型化すればむしろ消費電力が増えるケースがかなりあるはずということもあって素直に地デジ化に賛成できなかった。

しかし、アナログの道がなくなってしまった以上、ケーブルテレビでセットトップボックス利用で行くか、地デジチューナーを買うか、地デジ対応テレビを買うか、の三択しかない。

ケーブルテレビ方式は後述の理由で費用がかかるわりにスマートでなく、地デジチューナーでは操作が面倒だし、何より録画が不便になることが避けられず、残る地上&BSデジタル対応テレビ、録画機の購入に踏み切った。

29インチブラウン管テレビの131Wに対し、42インチ液晶テレビの92W(現時点の42インチ液晶テレビでは最少のはず)を選んだのがせめてものこだわり。

結果、画像は流石にきれいだし、同一メーカーを選んだのでテレビと録画機の連動も便利。

もちろん、少なからずあったハイビジョンを楽しみたいとの気持ちが満足されたのも事実。

なお、この機会にケーブルテレビ会社とのテレビ受信契約を解約した。テレビ、録画機ともに3波チューナーがついているのに、ケーブルテレビではBS&110°CSはセットトップボックス経由でしか視聴できないという面倒さ、効率の悪さが我慢できなかったため。BSはほとんどのチャンネルが無料だし、CSにはそれほど見たいチャンネルがないというのも解約を後押しした。

幸いにも地デジ用には以前のUHF用アンテナが流用でき、BS&110°CSデジタル用にはこれまでのBSアナログ用アンテナがそのままで使えたので配線やりかえ等の作業は必要だったものの比較的スムーズに移行できた。

また、新たに3波チューナーを買って29インチアナログブラウン管テレビでの3波視聴とこれまでのアナログHDD&DVDデッキでの3波録画も行えるようにした。まだまだ現役で使えるものは少しでも生かしたいもの。

デジタル化で画像はきれいだし、チャンネル切り替え時のチューナーの反応も初期の地デジ機に比べるとずいぶん早く、技術の進歩を感じる。

ということで、テレビ、録画機購入から3.5週間で地上&BSデジタル化完了。

技術屋としては「あれをこうして、これをこうして」と頭をひねることも、作業の結果で思うような成果が得られることもこの上なく楽しい。

残るのは使う予定のないアナログテレビとアナログビデオデッキの廃棄だが、故障でもないのに捨てるのはやはりやりきれない。

政府にはもう少し上手な地デジ化への取組方がなかったのかと今でも思う。

2011年4月23日 (土)

確実に時を刻むもの(続)

東日本大震災に伴う福島原発問題で運用を休止していたおおたかどや山標準電波送信所が4月21日に暫定的に送信を再開した。

おおたかどや山標準電波送信所の電波しか拾わない最初に購入した電波腕時計にも下記のように今朝4:08に受信した記録が残っている。

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因みに、おおたかどや山標準電波送信所の電波しか拾わない他の2台の置時計にも下記のように電波を受信したマークがちゃんと残っている。

時刻もバッチリ一致。

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まだ、送信所に常駐できる状況にはなく、暫定ということだが、復興に向けての一つの徴のようで嬉しい。

ということで、電波時計のそろい踏み。

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天邪鬼が1台いるようだが、内部的な時刻は合っているものの液晶表示タイミングによる誤差と好意的に解釈している。

なお、下2台の温度が異なっているが、これは写真撮影用に別の階から急遽集めてきたため。

確実に復興への歩みが刻まれることをひたすら願っている。