インターネット・パソコン Feed

2013年3月31日 (日)

スマホの使い道_2

P-01Dをルート化して使ってきたが、その後も下記の2問題が継続していた。

①自動再起動が時々発生。

②Link2SDで、システムアプリの、ユーザーアプリ化→SDカードへの移動、凍結、削除等を徹底して行い、内部ストレージを125MB程度まで増加させることができたが、それでもホーム画面でアプリのショートカット配置・移動時に「内蔵メモリが不足しています」のメッセージが出る。

特に、自動再起動するとホーム画面が初期化されるため、ウィジェットやアプリのショートカット再配置が必要になり、面倒なのでホーム画面も1画面で済ませるなど手抜きとなっていた。

ということで、もう一度ルート化に挑戦することにした。

前回のルート化では、Supersu版にエラーメッセージが出て、使えなかったためSuperuser版を適用したが、今回はSupersu版に再トライ。

ところが、Windows7では何故かプログラムが止まったままとなり、ネット情報を参考にドライバーの削除等を行うものの、やはり進まず。

Windows XPのサブ機でトライしたところ、無事Supersu版が適用できた。

内部ストレージも155MBが確保でき、更に再起動してもホーム画面が保持されたまま、といいことづくめ。

早速、最も再起動頻度が高かったドライブレコーダーアプリのSafety Driveを試したところ、あえなく撃沈。本機の能力ではやはり無理なようだ。

とはいえ、これ以外は全くトラブルなく、極めて好調で、必要なウィジェット、アプリを全てホーム画面に配置し、しっかり3画面を確保。

ようやくP-01Dの安定使用が可能になった。

めでたし、めでたし。

ルート化アプリの開発者様に大いなる感謝!

2013年1月27日 (日)

スマホの使い道

昨年9月にスマホを購入し、あれこれ試してきた結果で使い道が定まったのでその経緯をまとめる。

購入の動機は、携帯からスマホへの大きな流れの中で、「一体、どんなことができるのだろうか?」という興味と、「せめて、スマホの使い方ぐらいは知っておきたい。」という気持。

とは言いつつも、あまりにも多く、しかも頻繁にモデルチェンジされる機種と様々な機能を前に、何を買ってよいのか皆目見当もつかないという状況で、具体的に購入に踏み出せないでいたのだけれど、たまたま目にしたメールマガジンにパナソニックのP-01Dの紹介があり、ネットの口コミ等を調べた結果で「これなら」と感じて決定。

P01d1

スマホにしては小ぶりで、メモリも少なく、トラブル情報が結構多いことからか実売価格が1万円以下で、入門機、お試し機としては手頃というのが購入の理由。酷評がある半面で、使い道を絞った高評価もあり、またGPS感度が良く位置情報取得が速いという口コミも購入への背中を押した。

ただし、通信料等に月間1万円程度も支払う気はさらさらないので、いわゆる白ロムと呼ばれる本体のみを購入し、ネットサービスは月間1,000円以下のMVNO(仮想移動体通信事業者)を利用することにした。また、電話は基本料なし、従量料金制のFUSIONで、これまた使わない限り、費用発生のないサービスである。

もちろん、これらは携帯との併用を前提として決めたものである。

約半年がたち、今では下記のように使っている。

1.   通勤時は“ナビ”アプリで、行先までの渋滞状況を常時表示させる。

特に帰宅時は途中で渋滞があることが結構多く、以前は先の様子がわからないので、時にはUターンして別経路で帰ることもあったが、今は渋滞区間がほぼわかるので我慢してそのまま進むことができるようになった。

“ナビ”利用車両からの走行情報をオンラインで収集、分析して“ナビ” 渋滞状況に反映するそうで、タイムラグはあるものの結構頼りになる。車をスタートした頃は渋滞がなくても、時間とともに渋滞個所が広がっていくのは実感がある。

もちろん、渋滞区間が長いことがわかれば、Uターンすることになるだろう。

最初の頃はドライブレコーダーアプリを使っていたが、そのうちこちらの方が私にとっては価値があることがわかり、とってかわることになった。

2.   仕事面では、職場で使用しているマイクロソフトのアウトルックと同期を取ったグーグルカレンダーをスケジュール管理に使う。

3.   一般外出時はネット等で情報を調べるために使用。ニュースチェックにも使えるので待ち時間に有効。また、万一携帯が使えない場合にもメール、電話等が可能なので安心。

4.   必要に応じて、パソコン向けメールのチェック、facebookチェックに使用。

5.   旅行時にはテザリング機能を生かし、NEXUS7のインターネットアクセス用ツールとして使用。

ということで、かなり役に立っており、今は十分満足しているが、ここに至るまでに下記のような苦労(というか、ある種の楽しみ)はあった。

1.   2ケ月たった頃から時々再起動するようになり、その度にホーム画面のアプリ等のショートカット再配置が必要なことより、手間がかかるようになった。ただ、使えないわけではないので我慢することにした。

2.   4ケ月たった頃に、突然電源が落ち、ボタン操作等では立ち上がらなくなった。やむなく、裏蓋を外し、電池を一旦抜き差しして、最初から設定をやり直した。しかしながら、P-01Dの裏蓋は結構外しにくく、この対処を繰り返すことは現実的ではない。

3.   2回目の電源落ちが発生した時点で、このままでの使用を断念、以前から「いつかは必要になるかもしれない」と考えていたルート化を実施。ネットでやり方が詳しく紹介されているおかげで、大きな苦労もなく成功。

4.   ルート化したことでアプリの凍結、削除等が可能になったことより、不要と思われるプリインストールアプリを凍結し、更に専用アプリを入れることで、システムアプリ以外のアプリの自動起動を全て解除。

その後も、①自動再起動が2度程度発生、②ホーム画面のアプリのショートカット配置時に「内蔵メモリが不足しています」のメッセージが出る という問題はあるが、致命的なものではないのでこのまま使うことにしている。

そのうち、機会を見て修正作業に取り組んでみようかと考えている。

2012年1月22日 (日)

パソコン、とうとう全部品交換

パソコン起動時にガラガラと異音がするようになった。

「とうとう来たか」と、「そのうち、治るさ」の二つの考えが頭の中にあって、しばらく使っていたが、どうもパソコンの作動が遅いので、以前のようにCPU温度を見たら、何と高温!

電源部に一体化しているファンが回っていなかった。

これが取り外した電源部                   出力350W

Image2 Image3

ケースも、マザーボードも古く、HDD、DVD-DRIVEはIDE接続ということで、果たしてマッチする新品の電源があるのか心配だったが、パソコン専門店に尋ねると、あっさり「いけるはずですよ」と言われて買ったのが下記。

寿命の面から中古の電源では意味がないし、と言って、あと1,2年の使用予定しかないのに高い部品を買うのもいやだなと思っていたが、2,980円とリーゾナブル。

パワーが溢れるパッケージ、  420W

Image1

電源取り外し、取り付けもあっけないほど簡単で、10分程度で完了。

力強い色合いが、ちょっとお気に入り    空気の流れはこれまでの前→後から、下→後へ

Image4 Image5

流石にIDE用の出力端子が1本しかなかったので、SATA用の出力端子からの変換コードを1本追加で購入し、無事セットアップも完了。

これで構成部品全てが購入時からは入れ替わったことになる。

残ったのはケースと、ケーブル類のみで、こういうことができる自作パソコンは本当に楽しいし、面白い。

その後、経過は順調、

もし何かトラブルが出ても、これまた工作の楽しみが生まれるというもの!

2011年8月28日 (日)

パソコン改造に挑戦

以前にこの欄に書いたパソコンが、とうとうマザーボードを交換する事態となった。

この夏になって全体に動きがモッサリし、時々フリーズ状態(CPU使用率が100%に張り付いている)になることが多くなっていた。ネットサーフィンにもイライラするほどなので我慢の限度を超えている。

CPU温度をモニターしてみると、何とフリーズ状態の時には90℃前後まで上がっているのにビックリ。また、通常時も70℃近くになる。CPUクーラーのトラブルと考え、交換しようとケースを開けて、見つけたのが下記。CPUヒートシンクのリテーナーの一部(4隅のうちの1ケ所)が破損しており、CPUクーラーが部分的にCPUに対し浮いてしまったため、冷却効果が不十分になっていたことがわかった。

下記が改造前パソコン内部と、破損したリテーナー部(手前)

1 2

幸いにも盆休みがまだ2日残っており、また前日にたまたま覘いたパソコンショップに交換候補のマザーボードがあったことを思い出し、これを機会にマザーボード交換にチャレンジすることにした。

これが購入した交換候補のマザーボードで、メーカーは現在のMSIと同じ、しかも型は現在のIntel 845より一つ上位ランクのIntel 865でありながら、CPU、メモリ等はそのまま流用可能(と考えられる)なのが魅力。

3 4

全く同じマザーボードに交換すれば、まず問題なく再生可能なことは分かっているが、それでは面白味がほとんどないし、まず何より中古品のマザーボードがすぐ手に入るはずがないことより、再生へのとりかかりが間違いなく1週間遅れとなる。それに対し、本マザーボードならすぐ手に入り、メモリスロットが現在の2本から4本になるということも含め性能アップが期待でき、更にパソコン自作の練習にもなる等で大いに好奇心が刺激された。

もちろん、果たしてうまく組めるか、また組めたとしても動くかとの懸念、失敗のリスクはあるが、データは全てバックアップを取っているし、うまくいかねばこれを機会に最新のパソコンに買い替えるという奥の手もある。

ということで、交換にじっくり1.5日かけての仕上がりが下記。なお、1.5日にはマザーボード基板が大きくなっていたための、ケース本体への取付け部拡張作業も含んでいる。

下記がマザーボード交換後のパソコン内部

5

早速、興味の一つだった元のHDDで作動するかを確認すべく、電源を入れてみると、無事、BIOSは立ち上がったものの、やはりシステムは起動せず。

予想していた結果ではあるし、OSのクリーンインストールからやり直すのも良いと考えていたので、さして落胆もなく、Windows XP CD-ROMを使って、作業を継続した。

その後も、画面の解像度が上がらない、ネットワークにつながらない、音が出ない、シャットダウンせず再起動を繰り返す…等々の問題があったが、ウィークデイの帰宅後に、ちまちまやることでいずれも何とかクリアできた。

続いて、各種ソフトウェア、プリンタードライバー等のインストール、メールデータの復旧等があり、これまた結構時間を取られたが、合わせて休日4日を含む1週間で完了。性能的にはビックリするほどの違いはないが、安定して動いており、CPU温度も無負荷時/負荷時=50℃/60℃となっている。

改善余地はまだいくらか残るが、今後その必要性が出たときに対応すれば良い状態まで仕上がった。

なお、今回の作業で、下記の2点は残念だったが、今後の楽しみとして残しておこう。

    メモリをこの機会に1GB*2から1GB*4に拡張しており、OS管理領域外メモリ活用にもトライしたが、本マザーボードは対応外のようで、3.5GB程度しか使えないこと。

    当初CPUクーラーのトラブルと考え交換用に購入したパワーアップ目的のCPUクーラーがマザーボード上の部品と干渉し、使えないこと。

今回の改造のための費用は下記。

・マザーボード 3,980(新品時のものと思われる10,710円の値札が付いている)

・メモリ              3,760(増設1GB*2)

今回の改造により、新品購入時のままで残っているのはパソコンケース、電源、ケーブル類だけとなった。

2011年2月 6日 (日)

パソコンを楽しむ

 パソコンとの付き合いは1981年に発売されたホビー用のNEC PC6001からなので、もう30年になる。

 その後、PC6001の後継機として発売されたPC6601を経て、マルチメディァパソコンCanbe、NEC初のDOC/VパソコンValuestar NX、そして現在のDOS/VパラダイスのオリジナルブランドパソコンPRIMEに続く。この間、他にもサブ用にデスクトップパソコン2台、仕事用にノートパソコン2台購入しており、改めて数えてみると9台になる。

 更に、妻用、子供用として購入したものも加えると14台で、これらのセットアップも全て一人でやっており、これまでにパソコンにつぎ込んだ金と時間はかなりのものとなる。Windows95の時代にはトラブルを治すため再インストールせざるを得ず何回か徹夜したこともあるが、これもみんな好きでやっていることで、パソコンおたくの域にあるかもしれない。

 ふりかえってみればPC6001時代はプログラムやデータの読み書きはカセットテープで悠長なものだったが、その後フロッピーディスク、更に最近のUSBやCD,DVDへと容量も速さも、更には精度も莫大な進歩を遂げている。

 また、ハードディスクの容量も20MBとか言っていたのが今や2TBという具合に1万~10万倍にもなっており、この間の進歩には本当に驚かされる。これだけ性能が上がりながら、値段は1/4~6くらいに下がっているのだから、技術の進歩のお手本と言ってもいいのではないだろうか。

 また、使い方の面での進歩も本当に素晴らしい。一例はネット環境で、電話線を使ったパソコン通信で電子会議室に入り、山歩きの情報を探したり、フレッツISDNで一晩かけてデータやプログラムをダウンロードしていたのが、今ではインターネットであっという間にどんな情報でも調べることができるようになった。

 草の根の声が企業や政治まで動かす現状はもはや使い方の範疇を大きく超えていると言わねばならない。

 さて、本題。現在のPRIMEパソコンに関して紹介したい。

 2003年3月購入で、この世界ではもう2,3世代以上も古いということになるかもしれないが、まだまだ現役で頑張っている!

 それまでのメーカー製と異なり、基本的には自作仕様のためカスタマイズが可能で、問題が出た部品は交換し、また性能に不満を感じれば強化を図ってきた。

 結果としてマザーボード、電源、ケース以外は全て変更になっている。

 最近は適合する部品が中古しかないが、中古品でパワーアップすれば、安上がりに、資源の有効活用までできるわけで満足感が更に高まる。

 因みに下記のDVD DRIVE No.1は昨日手に入れたもので、DVD-RAMの読み書きはできるがDVD-RWの書き込みはできないという変わりものである。DVD DRIVE No.2でのDVD-RAM読み書き不安定に少し不満を感じていたところなので、中古ショップに偶々出ていたものを見つけ、これも縁と買ってきた。LogitecのLDR-N106AKという機種で、DVD-RAMの本家であるPANASONICからのOEMなので多分行けるだろと思って取り付けたところ極めて安定。これで、長寿命とは聞いていたもののほとんど使うことのなかったDVD-RAMを大事なデータ保存用として安心して使えるようになった。

 新品時36,800円のものを300円で手に入れ、パソコンいじりを楽しんで、新たな性能が得られるようになったと喜んでいる私も変わり者かも…。

 というようなことで、最新のパソコンには到底比べるべくもないが、ウェブ閲覧や、メール、Google Earthも含む通常のソフトや、少々の動画操作であれば全くと言っていいほど不都合を感じることない。

 これ以上手をかける余地はほとんどないので、今後は楽しんで使い、WindowsXPのサポートが切れる2、3年後には新モデル、新OSに切り替えたいと考えている。10年も使えば悪くはないだろう。

[仕様]

マザーボード    MSI 845GE-MAX-L(変更なし)

CPU             Pentium 4  3.06GHz HTテクノロジー ← 2.4 GHz

メモリ            2GB ← 512 kB

HDD No.1        80 GB ← 40 GB

HDD No.2増設   320 GB 

DVD DRIVE No.1      RAM/-R DRIVE増設 ← COMBO DRIVE ← CD RW DRIVE

DVD DRIVE No.2増設  DVD R/RW/RAM DRIVE

グラフィックボード増設 21.5インチ デジタル液晶ディスプレイ使用

TV/ビデオキャプチャーボード増設

SD,MSカード等用のスロット増設

冷却ファン増設

DVD DRIVE No.1増設前後の写真、いつでも元に戻せるようCOMBO DRIVEはそのままとしている。

         After                                                          Before

Image2 Image1

上からDVD DRIVE No.2、 DVD DRIVE No.1 RAM/-R DRIVE、  DVD DRIVE No.1 COMBO DRIVE