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2013年1月

2013年1月27日 (日)

スマホの使い道

昨年9月にスマホを購入し、あれこれ試してきた結果で使い道が定まったのでその経緯をまとめる。

購入の動機は、携帯からスマホへの大きな流れの中で、「一体、どんなことができるのだろうか?」という興味と、「せめて、スマホの使い方ぐらいは知っておきたい。」という気持。

とは言いつつも、あまりにも多く、しかも頻繁にモデルチェンジされる機種と様々な機能を前に、何を買ってよいのか皆目見当もつかないという状況で、具体的に購入に踏み出せないでいたのだけれど、たまたま目にしたメールマガジンにパナソニックのP-01Dの紹介があり、ネットの口コミ等を調べた結果で「これなら」と感じて決定。

P01d1

スマホにしては小ぶりで、メモリも少なく、トラブル情報が結構多いことからか実売価格が1万円以下で、入門機、お試し機としては手頃というのが購入の理由。酷評がある半面で、使い道を絞った高評価もあり、またGPS感度が良く位置情報取得が速いという口コミも購入への背中を押した。

ただし、通信料等に月間1万円程度も支払う気はさらさらないので、いわゆる白ロムと呼ばれる本体のみを購入し、ネットサービスは月間1,000円以下のMVNO(仮想移動体通信事業者)を利用することにした。また、電話は基本料なし、従量料金制のFUSIONで、これまた使わない限り、費用発生のないサービスである。

もちろん、これらは携帯との併用を前提として決めたものである。

約半年がたち、今では下記のように使っている。

1.   通勤時は“ナビ”アプリで、行先までの渋滞状況を常時表示させる。

特に帰宅時は途中で渋滞があることが結構多く、以前は先の様子がわからないので、時にはUターンして別経路で帰ることもあったが、今は渋滞区間がほぼわかるので我慢してそのまま進むことができるようになった。

“ナビ”利用車両からの走行情報をオンラインで収集、分析して“ナビ” 渋滞状況に反映するそうで、タイムラグはあるものの結構頼りになる。車をスタートした頃は渋滞がなくても、時間とともに渋滞個所が広がっていくのは実感がある。

もちろん、渋滞区間が長いことがわかれば、Uターンすることになるだろう。

最初の頃はドライブレコーダーアプリを使っていたが、そのうちこちらの方が私にとっては価値があることがわかり、とってかわることになった。

2.   仕事面では、職場で使用しているマイクロソフトのアウトルックと同期を取ったグーグルカレンダーをスケジュール管理に使う。

3.   一般外出時はネット等で情報を調べるために使用。ニュースチェックにも使えるので待ち時間に有効。また、万一携帯が使えない場合にもメール、電話等が可能なので安心。

4.   必要に応じて、パソコン向けメールのチェック、facebookチェックに使用。

5.   旅行時にはテザリング機能を生かし、NEXUS7のインターネットアクセス用ツールとして使用。

ということで、かなり役に立っており、今は十分満足しているが、ここに至るまでに下記のような苦労(というか、ある種の楽しみ)はあった。

1.   2ケ月たった頃から時々再起動するようになり、その度にホーム画面のアプリ等のショートカット再配置が必要なことより、手間がかかるようになった。ただ、使えないわけではないので我慢することにした。

2.   4ケ月たった頃に、突然電源が落ち、ボタン操作等では立ち上がらなくなった。やむなく、裏蓋を外し、電池を一旦抜き差しして、最初から設定をやり直した。しかしながら、P-01Dの裏蓋は結構外しにくく、この対処を繰り返すことは現実的ではない。

3.   2回目の電源落ちが発生した時点で、このままでの使用を断念、以前から「いつかは必要になるかもしれない」と考えていたルート化を実施。ネットでやり方が詳しく紹介されているおかげで、大きな苦労もなく成功。

4.   ルート化したことでアプリの凍結、削除等が可能になったことより、不要と思われるプリインストールアプリを凍結し、更に専用アプリを入れることで、システムアプリ以外のアプリの自動起動を全て解除。

その後も、①自動再起動が2度程度発生、②ホーム画面のアプリのショートカット配置時に「内蔵メモリが不足しています」のメッセージが出る という問題はあるが、致命的なものではないのでこのまま使うことにしている。

そのうち、機会を見て修正作業に取り組んでみようかと考えている。