状況が変わると、考え方も変わるという実例。
昨年12月から、平日はモーニングサービスのお世話になっている。
「風が吹けば、桶屋がもうかる」のような話で、理由は昨年8月の台風。
それまで自宅近くの林道を通勤で利用していた。
この林道は、狭く、屈曲も多いが、通行する車が少ないので渋滞とは無縁で、通勤ルート中の渋滞区間を見事にバイパスする、私にとっては神様のような存在だった(通勤時間45分)。
ところが、昨年8月の台風で林道の一部が崩れ、「修復費用が国から出るまでは、復旧不能。見通し不明。」という悪夢のような事態に!
以来、林道入り口には、「異常気象により通行止め」の看板が、快晴の日でも掲示されている。
ということで、
→ やむなく、渋滞区間が入る遠回りのルートに変更(通勤時間55分)
→ 冬場になって、車が増え、渋滞悪化(同1時間オーバー)
→ 直線主体で走りやすいものの、朝、超渋滞区間が存在する国道利用ルートに変更を検討(同1時間半以上)
→ 超渋滞時間帯を避けるためには朝6時半より前に家を出ることが必要(同40分)
→ 朝食をとってから出る場合には、超早起きと、職場に着いてから時間を持て余すことが必至で、これは避けたい
→ 朝食をとらずに家を出て、早い時間に超渋滞必至の区間をパスし、職場近くで朝食をとるのがベスト
→ ”少し遠回りにはなるが、朝食に24時間営業のファミレス利用”が結論(50分)
「さぁ、これからは毎日モーニングサービスだ。メニューもいろいろあるし、楽しみ!」と思ったのだが…。
いざ始めてみると、毎日がこれでは、「量が多い。卵はコレステロールが心配。量が多いだけ、費用もかかる。」ことを痛感。
これが、そういう中で健康面も考えてたどり着いたメニュー。
“トースト、サラダ、ヨーグルト”+野菜ジュース、スープ、コーヒーのセット。卵はなく、ヨーグルトというのがヘルシー。
しかし、朝からこんなに量はいらないし、ヨーグルトとセットのジャムの糖分ちょっと心配。
家では“トースト、ミックスジュース(妻が、バナナ、リンゴ、牛乳で作ってくれていて、結構お気に入り)、豆乳”が基本なので、トーストとドリンクだけでいいのだけれど、そういうメニューがない。
で、メニューをつらつら眺め、何日かかかって考えついたのが、“トーストとゆで卵”のセットを、“トーストとサラダ”のセットに換えてもらえないかというもの。
ウェイトレスに「できますか」と尋ねると、「相談してみます」と引き取って、ほどなく「このお店ならできます」との答。
以来、私専用のスペシャルメニューができました。
“トーストとゆで卵”セットのバリエーション、“トーストとミニサラダ”+野菜ジュース、コーヒーのスペシャルセット。
最近は、「いつもの」と頼めば通じる状態に。
ということで、 “トーストとミニサラダ”+野菜ジュース、コーヒーセットが定番、
「今日は少し量を増やしたいな」という時は“トースト、サラダ、ヨーグルト”+野菜ジュース、コーヒーのセットに変更。
なお、スープは少し塩味が強いので、血圧を考えてドロップ。
ところで、ずっと気にしていた林道は、途中で“3月24日に復旧”というニュースが流れていたが、最新のニュースでは“3月1日正午に開通”と早まった。
嬉しくはあるけれど、
“ゆったりと朝刊を読みながら、30分かけてモーニングスペシャルセットを食べる”生活からの別れが何故か寂しい。
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