2014年12月13日 (土)

うんなん湯たんぷラリー(完結編)

1ケ月ほど前のこととなるが、恒例化した感もある友人との島根県温泉めぐりもいよいよ第4弾で、”うんなん湯たんぷラリー”の完結編となる。

始まりは2012年11月の”三瓶山温泉郷 ざいごの湯めぐりスタンプラリー”で、このラリーのおりに一部重複していた温泉で”うんなん湯たんぷラリー”に応募したところ、その後継続編の案内があり、2013年12月、2014年4月と続けてきた。

雪で行けなかったり、着いた時には既に湯が落とされていて入れなかったりというアクシデントもあったが、今回でラリー参加11温泉全て完了。

最初は八雲温泉「ゆうあい熊野館」

こちらは”うんなん湯たんぷラリー”には参加していないが、「せっかく島根県に行くのなら、新しい温泉も開拓したい」と探していて発見、以前に”神在月ツーデーマーチ”で歩いたこともある熊野大社の近くでもあり、友人に提案。

結構大きな内湯と、露天風呂があり、ご近所さんと思われるお客さんも多かった。

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熊野大社、結婚式も行われていた。

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川の左側がツーデーマーチで歩いたコース

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続いて、海潮荘。前回湯が落とされていて入れなかったところ。

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入浴料金は”うんなん湯たんぷラリー”参加温泉の中では頭一つ抜けているが、風情のある露天風呂はなかなかのもの。

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文字は「殿方はここから先は禁止」という意味のようで、隣の女性用露天風呂とこの奥の通路?を介してつながつている模様。

女性客がいなかったからいいようなものの、勘違いされたら大変。

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続いて、第1回の”三瓶山温泉郷 ざいごの湯めぐりスタンプラリー”のスタートとなった頓原ラムネ銀泉。ここだけが二度目となる。

たっぷりの炭酸泉は以前と変わらず。

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締めは、琴引ビレッジ山荘。

以前に家内と琴引山に登った折に、尋ねたこともあるような気がするが…。

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ということで、無事全温泉制覇。

ゆったり、ほっこりのドライブ旅行だった。

「次回はどんなプランにしようか」と、友人と話しながら、帰途へ。

来年春に、また考えよう。

2014年5月 3日 (土)

北長門海岸国定公園と、久しぶりの車中泊

「久しぶりに車中泊を利用して、山陰海岸でゆっくりして来よう」と思って、調べていたら、「道の駅阿武町」がリニューアルしたばかりで、駐車場が広く、温泉もあって、最適とわかった。

更に、調べると「角島(つのしま)」に大橋でつながっており、海がとてもきれいとの情報もあった。

ということで、「角島」を訪ね、「道の駅阿武町」で車中泊、帰途、山口市の「常栄寺雪舟庭」に寄ることに決定。

天気予報では「曇りのち晴れ」となっていたが、朝方が晴れていたにもかかわらず、中国道を走っているとポツリと落ちてきたり、美祢ICで降りてからも、中々青空が見えず。

しかし、予報を信じて、走るcar

目的地の角島大橋に着くころには快晴にsun

かなり車が多い

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角島灯台公園へ直行すると、海岸ではちょうどラジコンヘリが飛行開始

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海岸と、海岸から見る角島灯台

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角島灯台公園と灯台

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灯台から見る公園と、灯台内部の階段(105段)

角島灯台公園は散策にもいいsmile

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はるか沖に船

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昼食は刺身定食、混んでて時間がかかったけど、味には満足

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次の目的地に向けて、再び、角島大橋

角島側から大橋を見る

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橋を渡って、本土側から大橋を見る

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約40km走り、本州 最西北端 の川尻岬着

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どうも先客はテント泊の人と、岬へ向かう時に出会った女性二人組のみのようだ

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岬先端まで行けるようだけど、「マムシに注意」とあったので、ここまでに

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釣り人が一人

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「道の駅阿武町」まで、65km

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「疲れには甘いものが・・・」と、一人ごち、着いて早速ケーキセットcafe

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”円満祈願”のモニュメント。時々、鐘を鳴らす人がいた。

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温泉spaで疲れをほぐし、一休みして夕日を待つ

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そのうち、夕日を見にポツリポツリと人が集まってくる

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夕日が水平線にかかり

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半分沈んだところで、夕食のため切り上げ

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21時頃まで、エンジンをふかす車がいたが、それ以降は静か。

思ったよりも、よく眠れた。

そして、朝。16,7台はお仲間がいた。

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通勤ラッシュを避け、朝早くにスタート

常栄寺着、一番乗りのようだ

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雪舟庭を独り占め

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竹林にも風情がある

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帰途、下松SAでコーヒータイムcafe

のんびり読書の後、自宅へ

「車中泊で疲れが出ないか?」との危惧を吹き飛ばす、期待以上の2日間だったdelicious

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2014年4月20日 (日)

桜と、温泉と、渓谷と

昨冬の友人との温泉巡りで雪のため断念した温泉を訪ね、同時に桜と、渓谷を楽しむことに…。

天気予報ではあいにくずっと雨となっていたが、幸運にも前日になって予報が曇に変わった。雨が降らねば良しとしよう。

前回同様に、新しく開通した松江自動車道の高野ICで下り、すぐ近くの枝垂れ桜で有名な金秀寺と円正寺へ。

お寺さんが隣り合っていて、円正寺では昔若かりし乙女たちがにぎやかに談笑しながら庭仕事中。

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続いて、早速前回断念の斐乃上荘へ

「日本三大美肌の湯」とあって、入るとすぐに皮膚がすべすべ、ぬるぬるした感じになる。

温泉に入っていることを実感する。

思っていた以上に、お客さんが絶えない。

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11時と、食事には少し早い時間だが、朝の出発が早かったこともあり、友人と相談して昼食に

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出てくるまでにやや時間はかかったものの、この定食が780円。味も、量もなかなのもの。

続いて、食後すぐというのがちょっと気がかりだったけど、少し奥の民宿「たなべ」

お客さんは私たちだけで、風呂からの眺めも良く、少しぬるめのお湯もあって、ゆったり。

庭には名前の知らない鳥がいたり…。

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3湯目は、カーナビの案内通りに進み、狭い山道を走ること2O分ばかり、

今回ルートを検討していて偶々見つけた比田温泉 湯田山荘

今回の3湯の中では最も大きく、お客さんも多かった

寝湯や、バブルもあり、スーパー銭湯的雰囲気も

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温泉は、以上で終了し、続いて渓谷美の「鬼の舌震(したぶるい)」

すごい名前だけど、出雲国風土記にある「日本海のワニ(サメ)が郷里の玉日女命を慕った伝説」で、

「慕う」が「したぶる」になったものとのこと。

入口には”恋”吊橋

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私たちはこの橋は通らず、より川沿いの道を行くことに

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かなり大きな岩もあり、「鬼の舌震」という怖そうな名前に似合った雰囲気

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中央~右上の岩が「はんど岩」といって、形が水瓶(飯銅)に似ていることから、名づけられたらしい

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更に、渓谷が続く

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川沿いを3km強歩くと、車道沿いに出る

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ここにも桜、「桜に始まって桜に終わる」1日だった。

満足と、感謝の気持ちで、友人と次回を約して帰路へ…。

2014年2月23日 (日)

日浦山

寒い冬が続いたが、このところの好天で気持ちも少し溶け出したようで、久しぶりに日浦山に登った。

国道2号から見上げる日浦山、岩山の雰囲気

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いつもよりも快調で、ほどなく山頂到着

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因みに、うん十年前に購入したプロトレックが現役で活躍中

高気圧下なので、ずいぶん高度が低く出ている(故障かも?)

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頂上から望む、海田湾と広島市街方面

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こちらは東海田~中野~瀬野方面、国道2号を横切る新幹線と、並行に走る東広島バイパス

P1000030 麓の瀬野川河川敷はウォーキング用に整備され、歩くもよし

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P1000009 ウォーキング終点のほことり広場

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P1000016 昨日は市街地を1.8万歩歩き、一昨日は自転車で25.6km走り、今日は山歩き

三日坊主にならぬよう・・・

2013年12月 9日 (月)

島根県で、温泉三昧・滝三昧

昨年の三瓶温泉めぐりの際に”うんなん湯たんぷラリー”にも応募していたことをすっかり忘れていたが、秋になって平成25年度”うんなん湯たんぷラリー”の案内が届いた。

今年は“三瓶温泉の湯めぐり”イベントがなく、残念に思っていたところでもあり、友人と相談し即参加決定。

諸々の都合で時期が遅れ、あいにく大雪の予報が出ていたが、スタッドレスタイヤに履き替え、更にタイヤチェーンも携行し、最大限の雪備えにて決行

とは言いながら、新たに開通した中国横断自動車道 尾道松江線の高野ICではかなりの積雪があり、念のため第一目的地 うんなん温泉”民宿たなべ”に電話したら、「昨日の20cmに、今日更に15cm積雪があり、四駆のスタッドレスなら大丈夫ですが…」とのこと。

二駆のスタッドレスの身としては、その近くの第二目的地 ”斐乃上荘”も含め、泣く泣くあきらめることに…。

積雪の中国山地をおっかなびっくりで越え、最初に着いたのが亀嵩温泉”玉峰山荘”

ここは、松本清張の”砂の器”の舞台として有名

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雪の中で入る露天風呂も快適

屋内から見る玉峰山、かなり以前に登ったことがある

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昼食は”玉峰山荘”の瓦版でお奨めの味処”玉峰”の刺身定食

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おなかがふくれたところで、佐白温泉”長者の湯”

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ようやくペースに乗ってきたかと思ったら、海潮温泉”海潮荘”では何と「先ほど、お湯を抜いたので入れるのは4時頃になります」とのこと

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それでは今夜の宿に着くのが遅れるので、またもパスに決定 

気を取り直し、3ケ所スキップによる時間の余裕を生かして、事前に行ってみたいなと考えていた日本の棚田百選 ”山王寺の棚田”へ

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まだまだ時間があり、海潮温泉”桂荘”

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木次健康温泉センター”おろち湯ったり館” ヤマタノオロチ伝説に因んだ命名のようで、建物もそんな雰囲気

屋上の露天風呂が気持よかった

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 そして、今夜の宿 出雲湯村温泉”清嵐荘”

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斐伊川沿いの露天風呂、お湯はぬるめで流石にこの時期は無理

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斐伊川と言えば、以前に宍道湖に至る42.195kmのウォーキングイベントに参加し、堤防沿いの川風が強くて、とても難儀した記憶がある

2日目のスタートは雲見の滝

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みとや深谷温泉”ふかたに荘”

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温泉で回る水車

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日本の滝百選 ”龍頭が滝”  友人は滝の裏へも

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道の駅 ”掛合の里”で昼食

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続いて、八重滝へ、今回の中では歩く距離が長い上に、雪も多く、最も難コース

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川沿いの、紅葉、黄葉がきれい

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いよいよ、最終目的地 ”塩ケ平温泉”

スクーターでラリーに参加しているおじさんとの話で盛り上がった

子供連れのお父さんも入ってきて、「この子が温泉好きで…」と話していたが、

子供が突然小便をしだしたのにはちょっと困った

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ということで、7温泉、3滝達成

どの温泉も肌にやさしく、湯上りはポカポカ

寒い中の露天風呂は頭寒足熱で快適

滝はそれぞれに見ごたえがあり、感動

いい、旅でした

友と次回を合意して、End 

2013年10月18日 (金)

深入山、久しぶりの山歩き

いろいろあって中断していた山歩き、先月のことになるが、久しぶりに高度1,000mを超える山を歩いた。

スタートは南登山口駐車場。いこいの村が工事中だったため、こちらに変更したが、時間も早く、車はまばら。  

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グリーンシャワールートから直登し、林間ルートで下るコース。

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登山口、年配(我々もだが)のご夫婦の後に続く。

Image04早速、桔梗が迎えてくれる

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途中で、一服。

実のところは、久しぶりの山、しかもかなりの急勾配、更に陽射しも強く、二十服ぐらいしてしまった。

この景色が、疲れを癒してくれる。

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山頂が近くなってきた、もう二息。

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花にも癒される

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Image09 山頂が見えた、人が立ってる。

Image10 帰りのルートを望む。

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Image13かなり、車も増えている。

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ついに、山頂

小さな男の子が、お母さんと一緒に、「よければ、どうぞ」とお菓子を配って歩いていたのは微笑ましかった。

思いやりのある、いい子に、いい大人に育ってね。

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聖湖方面

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昼食をとり、下山へ

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こちらはおだやかな下り

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まつむしそう

Image20 日陰となるのも嬉しい

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下山、結構車が増えている。

Image23 今回のルート

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「山頂まで行けるかな?」と、ほんの少し不安もあったが、無事登れたことで、山歩き再開の気持ちが固まった。

2013年9月 8日 (日)

車のバッテリーと時計の交換

先日の朝、エンジンをかけようとしたのだが、「グググ…」と言っただけで始動せず。

何度か、キーを回したり、ヘッドライトをつけてみたりした結果で、バッテリー上がりと判断。結論としてはバッテリー交換で無事平常に戻った。

ただ、このバッテリーは「メンテナンスフリーで補水不要、バッテリーの状態をインジケーターで判断できる」ことが売りの一つで、そこを狙って買っただけに少し釈然としない。

そのバッテリー                            確かに、電圧は低い

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ただ、インジケーターは良好とされる緑色

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この夏の帰省の折に、長距離を走るからと事前点検した時にも緑色だったので、バッテリーが上がるなんて頭の中には全くなかった。

また、前日もバッテリー不調を感じさせる兆候は全くなく、もちろんライトを消し忘れたというようなことも一切なし。

しかし、あれこれ考えているうちに、最近のバッテリーは高性能になった代わりに、突然ダウンするということを前回のバッテリー上がりの折にも経験したことを思い出した。

昔は冬場の朝、セルモーターがギリギリ回り、それでも何とかエンジンがかかることを何度か繰り返し、充電してみても改善がなければ「もう寿命」とあきらめていたのだが、最近のバッテリーはこういう様子見ができなくなってきたということのようだ。

また、今年の夏は炎天下、大人4人でリアエアコンまでフル稼働で走り回ったので、きっとバッテリーも大変だったのだろうなとも考え、納得することにした。

因みに、このバッテリーでは3年間で5万km走行、最初のバッテリーの8(!)年間6万kmに比べれば物足りないが、十分働いたといっても良いレベルではあろう。

保障は2年間/4万kmのいずれか短い方なので、見事な限界設計。

これが交換したバッテリー、次の車検まで持てば十分なので廉価版に決定、保障は1年間/2万km。頼むね。

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今回は特段の急ぎがない朝のことだったので、あまり支障はなかったが、若干肝を冷やしたのも事実。

ということで、バッテリーのモニターを探していたら、電波時計とのセットを発見。

こちらは、バッテリー電圧を見るタイプなので、先のバッテリーの比重を見るタイプとは作動原理が異なる。どちらがいいのか、どこまで頼りになるのかは不明だが、以前から電波時計を欲しかったこともあり、購入を決定。

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周囲の明るさを感知して、バックライトが作動するのがお気に入りだった。

内部の断線で何度か作動不良になったのを、はんだ付けで直したこともあり、愛着深し。

ただ、時間が遅れ気味になるので、電波時計への交換を検討していた。 

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After  左からバッテリーアラーム、時刻、室内温度、バッテリー電圧

バックライトは常時点灯                       やや見づらかったので、位置を小修正

                                      文字がクッキリしたのがわかる
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実はオルタネーター(発電機)の故障も少し懸念していたのだけれど、走行中にはしっかり13.5V付近を示しているので、問題なさそう。

運転状態によるバッテリー電圧の変化を見るのも、結構楽しいもので、しばらくは楽しめそう。

温度計も、また面白いが、空気吹き出し口付近にあるので、エアコン使用時はもっぱら吹き出し温度を示すことになりそう。

いずれにしろ、運転中に見過ぎることがないよう注意しながら、様子を見ていくつもり。

2013年8月30日 (金)

モーニングサービス_5

以前から行きたいと思っていた広島のコメダ珈琲店

11時までと聞いていたので、1時間の余裕を見て出たものの、思いのほか道路が混んでいたり、直前で道を間違え、遠回りになったりで、着いたのは10時58分。危ない、危ない。

早速、モーニングサービスを注文、二人分

何よりもコーヒーが美味しいのが嬉しい

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続いて、人気メニューといわれるシロノワール(ミニ)

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ソフトクリームが美味しい、更にシロップ付とは甘党にはたまらない

(糖分取りすぎには要注意)

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ということで、大満足でした。

因みに、この夏に金沢市のコメダ珈琲店で飲んだアイスコーヒー

これも美味しかったし、カップの雰囲気もまたいい

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コメダ珈琲店とは妙に波長が合うようだし、いずれ本場の名古屋市で他店のモーニングサービスも含めて味わってみいたものだ。

話題は変わるが、「スタバはないけど、スナバがある(平井伸治鳥取県知事)」(座布団を2,3枚は上げたい名文句)鳥取県にもこの7月にコメダ珈琲店が進出したとのこと。
鳥取県、おめでとう。「米国産はなくても、立派な国産がある!」

2013年7月14日 (日)

ツバメの旅立ち

久しぶりにツバメが巣を作った。

毎回、車庫の上に作るので、せめて車の真上だけは避けさせようと、壁にテープを張ったりしてツバメとのバトルになるのだが、そんなこともあってか、このところ巣を作ることがなかった。
家主としては、天井の隅にスペースを空けて、誘導するのだが、一度この場所で蛇に襲われたことがあり、ツバメも慎重になっているのか、ここには作ろうとしない。
いや、一度は車庫の後の窓枠の上に巣をつくり、網戸が糞や泥で大変ということもあった。
流石に巣を作ってしまった場合は、その努力に免じて一年間は住まわせてあげようというのが家主の方針。
ということで、今回は車の真上だが、夕方帰った時にはもう巣が出来上がってしまっていたので我慢することにした。
ところが、巣ができてから1週間ほどはツバメの姿がなく、「この巣はあきらめたのかな」と少し残念な気持ちになっていたところ、ほどなくツバメの姿が見えたと思ったら、雛が5羽誕生していた。
開いた口が二つ、閉じた口が三つ見える。
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親鳥は本当に休みなしに餌を運んでおり、ちゃんと皆に餌を与えている様子もうかがえる。
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以前に比べ、周囲の田畑がずいぶん宅地に変わっており、こんな中で餌を探すのは大変だろうなと、同情したり、感心したりする日々。
ある日、帰ると、「雛が車のボンネットの上に落ちていた」と、妻から報告。
他の4羽に比べると明らかに体が小さく、巣から押し出されたものか、あるいは誤って落ちてしまったのか?真相は不明。
それでも、家に持ち帰り、餌をやっているとのこと。
卵の黄身をすりつぶして与えると、しっかり食べるし、落ちていた時よりも元気が出てきた由。 Image5_2Image4_2
飼育方法をネットで調べると、「自然の摂理だから、何もしないのが良い」、「餌は虫なので人間が育てるのは無理。たとえうまく育っても、餌の取り方がわからない。」、「巣に戻したら、きちんと親鳥が育てた」、「巣の近くに置いておけば。親鳥が餌をやる。」等々、いろいろな意見があった。
巣の中は既に大きくなった雛たちで空きスペースがなく、帰すのは難しそうなので、「今度の休みに脚立の上に手作りの巣を上げて、本物の巣の近くに置こうか」と考えたり、頭を巡らせる日々。
ところが、いざ休みの朝、妻より「雛が死んじゃった」の突然の報告。
3、4日だったと思うけど、ピイピイ鳴く雛が日常化してきた中でのことで喪失感避けられず。
前日の夜に初めて私が餌をやり、なかなかうまくやれないなと思っていたところに、この日は朝から妻がお出かけ、ということで庭の隅に穴を掘って、弔った。
そういえば、子供が小さい頃に、外壁再塗装を予定していたため、完成間近の巣を落として、子供に泣かれたこともあり、つばめにはほろ苦い思いがついて回る。
「いつも旅立つ前にツバメ一家が窓の外に並んで挨拶していくのよ」と妻が言っていたが、今年はその挨拶もなかったそうで、どうしたのだろう?
今でも、家の周りでツバメの鳴き声が聞こえると、つい「挨拶に来たのかな」と考えてしまう自分がいる。

2013年6月30日 (日)

うたごえ喫茶探訪

この4月から時間に余裕ができたこともあり、以前から行ってみたいと思っていた”うたごえ喫茶”をいろいろ体験している。
とっかかりは、新聞のイベント欄で見つけた、”うたごえ喫茶”を東京で続けているグループの広島でのコンサート。「リーダー(?)がステージで、こちらは観客席」という構図なので、いわゆる”うたごえ喫茶”のイメージとは少し違ったけれど、「懐かしい歌をみんなで、大きな声で歌う」というのはイメージ通り。「好きな歌を思い切り、歌う」というのは気持ちがいい。

これに味を占めて、2回目は近くの区民センター。こちらは以前から行われていることを妻から聞いていたもので、まず場所が近いのがいい。やはりステージと観客席という構図だけれど、会場がコンパクトなことに加えて、リーダーが女性で、しかも飾らない話しぶりもあって、ぐっと身近な雰囲気。少数派である男性陣は毎回ステージに上がらされるようで、初参加にしてステージ経験もしてしまった(男性4人が一緒に、ステージで一曲歌ったというだけ)。

3回目は広島市内のマンションのこじんまりとした一室。やはり新聞でのイベント紹介を見て参加したのだが、主催者も「新聞に案内を出すと、新しい人が来る」とちょっとびっくりした様子。私以外にも初参加が4人で、満員状態。初めて”うたごえ喫茶”らしく、コーヒーとスナックもいただいた。リーダーが持ち回りのようで、しかも何人もいたり、ギター伴奏があったりと、私の中の”うたごえ喫茶”イメージに最も近いパターン。それだけ、伴奏は頼りなさもあったりするのだけれど、これはこれでいいような気もする。

4回目は近くの公民館。雰囲気としては3回目に近く、伴奏はギターとフルート。歌がこれまでの中ではもっとも私の好みにマッチしている気がした。コーヒーとスナックもあり。

5回目も公民館。驚いたことに、カラオケセットが加わり、まさに何でもアリの場だった。

ということで、ここまで5ケ所、7回を経験したことになるが、まとめてみると、いずれの場も参加者は60代以上が大半で、男性比率は5~20%ぐらい。歌は、昔からの日本の歌、唱歌、学生歌、フォークソング、ニューミュージック、外国のフォークソング、更に演歌といったところ。一言で言えば、「最近の若い人向けの歌以外は全てあり」ということになる。まれに最近の歌が入ってきて、私にはわからないのがちょっと残念。

会費は最初のコンサート以外はいずれも500円程度なので、「ワンコインで2時間前後、楽しく歌う」というねらいは達成できると感じている。

多分、近くで行われている”うたごえ喫茶”は一通り体験できたものと思うので、これからは気の向いた時にふらっと出かけることにし、そのうち毎回参加の場が決まれば、それもいいのではないかと考えている。

息が続かず、途中で息継ぎという状態だけれど、健康づくりにも役立っているものと思うし、だんだん続くようになることも願って、「とにかく参加第一」でやってみよう。